障害者雇用の産業別、職業別ランキング

企業における障害者雇用率は年々、増加しています。障害者の人気の職業としては、ワードやエクセルなどのスキルが生かせる事務系、リモートワークなども可能なIT関連が挙げられます。一方、産業別にみる障害者雇用率は必ずしも一致しません。では、実際に障害者を雇用している企業の産業別、職業別割合を見てみましょう。


厚生労働省による平成30年度障害者雇用実態調査では、回答した事業所が6,181社。身体障害者の就職先の産業別割合を見てみると、1位は卸売業・小売業の23.1%、2位は製造業で19.9%、3位は医療・福祉で16.3%となっており、次いでサービス業、運輸業・郵便業と続きます。 また、職業別にみると事務的職業が32.7%と圧倒的に多く、次いで生産工程の職業20.4%、技術的職業13.4%となっています。

障害者別の雇用率

知的障害者の雇用を見ると、産業別では1位が製造業で25.9%、2位が卸売業・小売業で23.7%、3位が医療・福祉で21.9%となっており、職業別では生産工程の職業が37.8%と圧倒的、次いでサービスの職業22.4%、運搬・清掃・包装等の職業16.3%となっています。


精神障害者の雇用を見ると、産業別では1位が卸売業・小売業で53.9%、2位が医療・福祉で17.6%、3位がサービス業で9.4%となっており、職業別にみるとサービス業が30.6%と最も多く、次いで事務的職業25.0%、販売の職業19.2%となっています。


発達障害の雇用を見ると、産業別では1位が卸売業・小売業で53.8%、2位はサービス業の15.3%、3位が医療・福祉の11.6%となっており、職業別にみると販売の職業が39.1%、事務的職業が29.2%、専門的・技術的職業が12.0%となっています。