こども障がいガイド
作業療法
作業療法とは?
作業とは、食べたり、入浴したり、排泄したりという、人が起きてから寝るまでに行うすべての生活行為です。 統合失調症や脊髄損傷といった心身の病気やけが、または生まれながらに障がいのある人などが、日常生活を営むために、また社会に適応するために必要な能力を維持・改善するために行うのが作業療法です。
その中で、脳性麻痺や知的障害、学習障害など発達期に課題を持つ子どもたちに対しての作業療法は、遊びなどを交えながら日常生活のすべての機能改善をサポートします。 例えば、お箸の使い方、服や靴の着脱、排泄などの日常生活に必要な作業、数や平仮名などの学習、パソコン操作など就労に必要な活動、友達や集団でのやりとりなど社会性を身につける活動などを通して、子どもたちの発達や成長を支援します。