障がい者雇用で副業はできる?障がい者におすすめの副業は?
障がい者雇用で副業はできる?障がい者におすすめの副業は?
障がい者雇用で働いており、もっと収入を求めている方や、障がいが理由で障害年金などの支援を受けられない方は、「副業」をするのも一つの手です。
障がい者雇用で副業はできるのか、障がい者におすすめの副業をご紹介します。
障がい者雇用で副業はできるのか?
「障がい者雇用だから副業禁止」というルールはありません。
会社の就業規則に「副業禁止」と書かれていれば、その会社に勤める方は「副業禁止」です。
就業規則に「副業禁止」とある会社で副業をした場合、副業が理由で本業を失うおそれがあります。また副業は税金の申告上、会社にバレます。年20万円以下でも収入に変化があった場合、所得税の申告はしなくても住民税の申告が必要になります。住民税が変わることは会社に通知されます。
なので副業をするには、副業禁止の会社から「副業可」となっている会社に転職することをおすすめします。
体調に負担をあたえないかどうか
「副業可」となっている会社でも、副業が忙しかったり体力を削られたり、ストレスを感じたりするものであると、本業をしっかりやり遂げられなくなる可能性があります。
本業あっての副業です。とくに精神的な障がいがある方は、体調が不安定になりやすいです。本業、副業どちらもして激しく体調を崩し、どちらもやめてしまうおそれもあります。
障がい者をもっているからこそ、副業えらびに慎重にならないといけません。
障がい者におすすめの副業とは?
仕事をやめる理由で多いのが「人間関係」です。精神に障がいを抱えている方は人間関係のストレスを受けやすいと感じているのではないでしょうか。
そのため、おすすめなのは以下のような副業になります。
- 自分のペースで仕事ができる
- 趣味の延長線上で副業をする
- 在宅で仕事ができる
障がい者の方におすすめの副業を9つご紹介します。
ブログ収入
ブログ収入には、企業の商品やサービスについてPRする「ブログアフィリエイト」と、自分の好きなテーマの記事で広告料を稼ぐ方法の2つがあります。
ブログアフィリエイトとは、企業の商品やサービスについてPRして、ブログに記載したリンクから申し込みが入った場合、広告収入が得られる副業です。
自分の好きなテーマの記事で稼ぐ方法は、自分のブログに広告を載せ、記事を見た人が広告をクリックした回数で広告料がもらえます。
ブログの開設からブログの執筆、すべて家で一人でできるので、マイペースにおこなうことができます。
webライター
webライターは依頼者の要望通りに文章を作成する副業です。文章を書くのが得意または好きという方におすすめです。
最初は文字単価1円以下の仕事が多いので、時給にすると500円以下になることもあります。しかし、記事の構成・執筆が早ければどんどん時給を上げることができます。
さらに、経験などで文章の価値が上がれば、1文字1円から2円、3円に上がる方もいます。1文字3円であれば1000文字書いて3000円です。1時間で終わらせられれば、時給3000円にもなります。納期はありますが、時間は自分で決められるので、マイペースに黙々と副業できます。
データ入力・文字おこし
webライターとは違って、データ入力や文字おこしはすでに文章が決まっているものを入力していくものです。文字おこしは、人が話している映像や録音から、その音声を文章にしていく仕事です。音声をそのまま文章にする仕事と、「あの」「えっと」といった余計な音声はなくし、必要な箇所を文章にする仕事があります。
タイピングが早い人であれば、高時給で働くことができるでしょう。
アンケートモニター
アンケートモニター募集サイトに掲載されているアンケートに答えることで、お金やポイントをもらえる副業です。1回答2~5円と単価が低いことが多いですが、数分で終わるので少しの休憩中、待ち時間などスキマ時間をつかっておこなうことができます。
なかには商品の体験モニターや、商品についてZoom等で直接インタビューといった案件もあり、こちらは1回数千円の報酬が得られます。ただし応募者が多いので抽選になり、外れることも多いです。
スキマ時間に稼ぐ、毎月のお小遣い程度にお金がほしい場合はアンケートモニターがおすすめです。
イラスト
イラストが得意な方は、イラストレーターとして副業を始めてみましょう。
クラウドサービスなど、仕事を依頼したい人と仕事を請け負いたい人をマッチングさせるネットサービスをつかって、自身のイラストをPRします。またはラインスタンプを作ったり、フリーイラスト素材を公開するwebサイトを作り、広告収入で収入を得る方法があります。
PRには自身の作品を公開するポートフォリオを作ったり、ある程度、個人や企業への営業は必要になります。
ラインスタンプやサイト運営は宣伝は必要になりますが、営業らしい営業ではないので対人関係が苦手だという方はコチラの方が合っているでしょう。
https://www.minnanosyougai.com/article1/%E9%9A%9C%E3%81%8C%E3%81%84%E8%80%85%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E5%95%86%E5%93%81%E5%8C%96%E3%81%8C%E6%B5%81%E8%A1%8C%E3%82%8B%E2%80%A6%E5%86%85%E5%AE%B9%E3%82%84%E5%95%86%E5%93%81%E5%8C%96%E3%81%AE%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%81%AF%EF%BC%9F
動画編集
動画編集は、もとになる映像をもらって、映像を切り取ったり繋げたり、字幕やアニメーションを入れたりする仕事です。
映像関係が好きな方は動画編集スキルをクラウドサービスで売ってみましょう。
映像は好きだけれど動画編集はやったことがないという方。動画編集は初心者や障がい者の方も始めやすいスキルです。
障がい者も動画編集できる?動画編集の内容とおすすめ就労支援
ポスティング
体を動かすのが好きな方にはポスティングがおすすめです。地図を見ながら、配布物を区域内の家やマンションのポストに入れていく仕事です。最初に配布物をもらうときに雇い先と話をすることは必要ですが、ポスティングをしているあいだは一人でおこなえます。対面して配布物をわたす必要はありません。
清掃業
清掃業も黙々とできる仕事です。一人またはチームでおこなうこともありますが、接客などのように話す必要がないので、コミュニケーションが苦手な方も働くことができます。さらに短時間制なことが多く、少しの時間で副業することができます。
配送業
地図を見たりマップを設定したり、道を覚えたりするスキルが必要ですが、配送中は一人で黙々とおこなうことができます。配送先で軽く家主とやりとりをすることはありますが、「○○会社です。お届け物があります」といったように、相手とのやりとりが決まっているので数をこなせば慣れていくでしょう。
ただし体力を使う仕事なので、体を動かすことが好きな方におすすめです。
まとめ
障がい者雇用の収入では生活が苦しい方は副業をおすすめします。ただ副業禁止と就業規則に書かれている会社では副業をしないこと、自身の体力や障がいの特性を身ながら副業をえらぶことに注意しましょう。
参考
【精神・発達障害】在宅勤務でアルバイトや副業をする方法4つ | 障害を持つ方向け就職支援〜Salad〜|就労移行支援事業所の検索