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自閉症

自閉症とは?

近年、自閉症は広汎性発達障害、アスペルガー症候群と合わせ、「自閉スペクトラム症」(ASD)と表現されるようになっています。

ASDは、遺伝的な要因が関与して起こる生まれつきの脳機能障害で、厚労省によると100人に1人、性別では男性が女性の約4倍発生するといわれています。 また、約70%が1つ、約40%が2つの精神疾患を持っており、知的障害や注意欠如・多動症、発達性強調運動症、不安症、学習障害などが併存するといわれています。

自閉症の特徴

具体的な特徴は3つです。


1つ目は「社会性の質の違い」で、学校や社会において、人間関係を築くことが困難です。

2つ目は「コミュニケーションの質の違い」で、相手の言っていることや感じたことを理解するのが難しかったり、自分を表現するのが難しかったり、相手との理解にズレを生じたりします。

3つ目は「想像力の質の違い」で、手順通りに行うことに強いこだわりを持ち、想定したもの以外には恐れや抵抗を強く感じてしまいます。


こうした社会生活での困難さが原因で、強迫や躁鬱、睡眠障害などの二次障害が起きる場合があります。


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