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発達障がい
発達障がいとは?
発達障がいは、先天的に脳の一部の機能に障がいがあることで引き起こされます。
言語や発達の遅れ、コミュニケーションや対人関係、社会性に問題が見られる「自閉スペクトラム症」(ASD)、集中できない、じっとしていられない、衝動的に行動する注意欠陥・多動性障がい(ADHD)、 「読む」「書く」「計算する」といった特定の学習分野を極端に苦手とする「学習障がい」(LD)などに分類されます。
発達障がいの特徴
発達障がいは生まれつき脳の発達に障がいがあるため、幼児期に一人遊びが多い、集団行動が苦手など、対人関係が独特なために気づかれることがあります。
しかし、中にはその特性の程度が軽かったり、周囲からサポートされたりして成人になるまで気づかない人もいます。
その場合、社会人になってから求められる報告・連絡・相談や臨機応変な対応、時間や金銭の管理、あるいはスムーズな人間関係などに困難を抱え、二次障がいとして不安・抑うつや身体症状が出現することもあります。
ともあれ、発達障がいは早い段階から個々の特性に沿った支援を行うことが大切です。