学習障がい

学習障がいとは？

学習障がい（限局性学習症、LD）は発達障がいのひとつで神経発達障がいの一種です。

全般的な知的発達に遅れは見られないものの、ある一定の能力に著しい困難を示します。 教育的な側面から見ると、人の話を聞いたり話したり、推論したりという学習面での幅広い能力に問題がある場合を学習障がいと位置づけています。
一方、医学的には「読み書き」「計算能力」といったある特定の分野での障がいを指すことが多いようです。

学習障がいの特徴

学習障がいのタイプは主に3つあります。

「形態の似た字が理解できない」「文章がスムーズに読めない」「耳からの情報は理解しやすい」といった読字障がい、 「誤字脱字が多い」「漢字が苦手」「字が書き写せない」といった書字表出障がい、 「簡単な数字や記号が理解できない」「図形やグラフが苦手」といった算数障がいなどがあります。

学習障がいは、学習が始まる小学校まで判断するのが難しく、あるいは苦手分野だと理解されてしまうこともあります。 ケースによっては大人になるまで分からないこともあり、社会に出てから、例えば「業務のマニュアルが読めない」「メモが取れない」「計算ができない」などの特徴から、LDと診断されることもあります。

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