2024.02.01

今人気の車いすラグビーとは?パラリンピック競技で唯一車いす同士のぶつかり合いが認められている?

車いすラグビーとは

車いすラグビーは1チーム4人で試合は4対4で行い、競技専用の車いすを用いて激しくコンタクトプレーしながら得点を得る競技です。パラリンピック競技で唯一車いす同士のぶつかり合いが認められています

激しいパラスポーツ!車いすラグビー体験授業

パラスポーツでも激しい競技として知られる車いすラグビーの体験授業が9月28日、北海道上ノ国町で行われました。この授業はパラスポーツを通して障がい者への理解を深めるため上ノ国高校が行い、体育館には中高生70名ほどが集まりました。

 

音にびっくり!激しいぶつかり合い

はじめに生徒たちは、車いすラグビーの選手やスタッフに乗り方や降り方、競技用車いすにはブレーキがない事などについて説明を受けました。また、激しいタックルが響かせる「ガシャーン」という大きな音に生徒達は驚いた様子でした。

その後生徒達は車いすに乗り、グループに分かれて鬼ごっこやボールを使って競技を行い、車いすラグビーと障がい者への理解を深めていました。

参加した生徒は、「体に障がいがある方々も車いすラグビーを通じて、世界で活躍していることを知れて興味深かったです」と話していました。

 

専用の車いすとボール

競技用の車いすは激しいタックルに耐えられるよう丈夫な作りと、倒れないように八の字に傾いたタイヤが特徴です。また、攻撃型と守備型の車いすがあり、攻撃型は細かい動きができるようコンパクトであるのに対し、守備型は相手の進行を妨害するために突き出たバンパーが特徴となっています。

ボールは丸い専用の球を使用し、四肢に障がいのある選手たちは巧みに車いすを操作してゴールを狙います。

 

持ち点制の得点

選手は障がいに応じてそれぞれに得点が与えられている持ち点制の競技であることも特徴の一つです。障がいが軽い選手ほど持ち点が高く設定されており、4人の持ち点の合計が8点を超えてはいけないルールがあります。

ボールの奪い合いの他にも、相手の進攻を車いすをひっかけて止めるシーンなども見どころです。

 

まとめ

スポーツを通じて障がいの事を知ることができるのはとても素晴らしいことですね。このような活動が全国にも広まって欲しいと思います。

パラスポーツの中でも激しいとされる車いすラグビー、ぜひテレビや皆さんの街で試合があった際には見ていただきたいと思います。激しくぶつかり合う音と選手の気迫に圧倒されること間違いなしです!

 

参考

車いすラグビー

上ノ国町 車いすラグビー体験授業|NHK 北海道のニュース

一般社団法人日本車いすラグビー連盟

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