- コラム
ASD・ADHDの私から。「まずは行動してみよう」
初めまして。
年齢は39。障がいはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥多動性障害)です。
私は1984年2月28日にこの世に生を受けました。子供の頃、楽しかった記憶はありません。
両親からの厳しすぎるしつけゆえに声優の夢を否定されたり、小中高のいじめ、今までたくさん辛かったことを乗り越えてきました。
時には死を考えたりもしましたが、私にはゲームという友達がいたから踏ん張ってこれました。
けれど、ずっと親に「長男なんだから我慢しろ」と言い聞かせられ、我慢に我慢をかさね、忍耐に忍耐を重ねた結果、24歳の時、突然なにも手が付かなくなりました。
仕事も行きたくない、ご飯を食べるのもめんどくさい、風呂もトイレも…。
そんなとき支えてくれたのはやっぱりゲームだったんですね。
これさえあれば、とそんな気持ちになりました。その当時、ほぼ毎日24時間ほどゲームをしていたと思います。
私は今、就労継続施設B型事業所ONEMGAMEでeスポーツに携わる仕事をしています。
ここにこれたおかげで今、私は生きる活力を少しもらっていると思います。
障がいがあるからと、何もかもあきらめてしまっている人。
私は障がいや家族や友達のせいにして動かなかった時もありましたが、満たされない日々でした。
あのまま本当に何もしなかったら、このONEGAMEを知らないまま、いろんなことのせいにして毎日過ごすところでした。
だから、私は無理とかどうせ変われないと思っている人!まずは動いてみてほしいです。ちょっとでも自分の中で興味がある事があれば、積極的に!変わらないかもしれないけど動いてみる事が大事だと思ってます。
私も動きだしてから、まわりの事が変わりました。ONEGAMEに通っていて、人間関係も変わりました。
良い方向でよかったと思うのですが、悪い事もあるかもしれないです。けれど、動かないと本当に何も始まらないな、と今は感じてます。
面倒だと思うかもしれないけど、(私は思ったことがありました)まずは小さなことでも始めてみてほしいです!
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