NewsNewsみんなの障がいニュース
みんなの障がいニュースは、最新の障がいに関する話題や時事ニュースを、
コラム形式でわかりやすくお届けします。
- 生活
- 精神障がい
- 発達障がい
- 感覚過敏
- 知的障がい
美容院、歯医者…「行けない」を一人で悩まず安心して利用するため
「髪を切りたいのに、美容院へ行けない。」
「歯が痛いけれど、歯医者が怖くて予約できない。」
知的障害や発達障害、精神障害、感覚過敏のある方の中には、美容院や歯科医院を利用することに大きな不安や苦痛を感じる人が少なくありません。
周りからは
「少し我慢すればいいのに」「みんな普通に行けるよ」
と言われてしまうこともあります。
しかし、それは決して「わがまま」でも「甘え」でもありません。障害特性によって、本当に大きな負担を感じている人がたくさんいます。
この記事では、美容院や歯医者が苦手な理由と、少しでも安心して利用するための工夫についてお伝えします。
美容院や歯医者が苦手な理由
感覚過敏が大きな負担になることがある
美容院や歯科医院には、多くの刺激があります。
・ドライヤーや器具の大きな音・薬剤や消毒液のにおい・明るい照明・肌や頭、口の中を触られる感覚
感覚過敏がある人にとっては、こうした刺激が想像以上につらく感じられることがあります。
「我慢すればいい」という問題ではありません。脳が刺激を強く受け取ってしまうため、不安やパニックにつながることもあります。
何をされるか分からないことが不安になる
発達障害のある方の中には
「予定が分からない」「次に何をするのか分からない」
という状況に強い不安を感じる人もいます。
美容院でも歯医者でも「次は何をするのかな」と先が見えないだけで緊張してしまうことがあります。
過去の嫌な経験がトラウマになっていることも
子どもの頃に無理やり治療を受けた。美容院で怒られてしまった。泣いてしまい、周りの目が気になった。
そんな経験があると、大人になってからも苦手意識が続くことがあります。
少しでも安心して利用するためにできること
苦手なことを事前に伝えてみる
最近では、障害への理解を深めようとしている美容院や歯科医院も増えてきました。
予約時に
・発達障害があります・大きな音が苦手です・急な予定変更が苦手です・ゆっくり説明してもらえると助かります
などを伝えることで、配慮してもらえる場合があります。「迷惑かな」と思わず、一度相談してみることも大切です。
写真や流れを事前に確認する
初めての場所は、それだけで緊張するものです。
ホームページで院内の写真を見たり、施術や診察の流れを確認したりすると、不安が軽くなることがあります。
家族や支援者と一緒に確認するのもおすすめです。
無理のない目標を立てる
「今日は予約だけする」「今日は美容院まで行ってみる」「診察室に入れたら十分」
そんな小さな目標でも構いません。できたことを積み重ねることで、自信につながっていきます。
家族や支援者ができること
「頑張って」はプレッシャーになることも
励まそうとして「大丈夫」「頑張ろう」と言いたくなることもあるでしょう。
でも、本人はすでに精一杯頑張っています。
だからこそ「怖いよね」「緊張するよね」と気持ちを受け止めてもらえるだけで安心できることがあります。
成功より「挑戦できたこと」を褒める
最後までできたかどうかよりも
・予約できた・入口まで行けた・椅子に座れた
そんな一歩を認めることが、次の挑戦につながります。
少しずつ「理解してくれる場所」は増えています
近年は、障害への理解を深めようとする美容院や歯科医院も少しずつ増えています。
完全予約制にしたり、人が少ない時間帯を案内したり、ゆっくり説明をしてくれたりするなど、一人ひとりに合わせた対応を行うところもあります。
すべての施設ではありませんが、「障害があるから難しい」と諦める前に、相談してみる価値はあります。
理解してくれる人や場所と出会えたとき、「もっと早く相談すればよかった」と感じる方も少なくありません。
まとめ
美容院や歯医者が苦手なのは、決して弱さではありません。障害特性によって、不安や刺激を強く感じてしまう人はたくさんいます。
だからこそ、一人で我慢する必要はありません。家族に相談する。支援者に相談する。理解のある美容院や歯科医院を探してみる。
少しずつ自分に合った方法を見つけていけば大丈夫です。
「普通に利用できること」を目指すのではなく、「安心して利用できる方法」を見つけること。それが、自分らしく生活していくための大切な一歩になるはずです。
あなたのペースで、ゆっくり進んでいきましょう。
- 凸凹村農園プロジェクト
農業を知らなかった一人の挑戦が教えてくれたこと
「自分には何もできない。」
障がいがあると、そんな気持ちになってしまうことがあります。
仕事が続かなかった。人間関係がうまくいかなかった。何度も失敗して、自信をなくした。
「どうせ自分なんて…」
そう思ってしまう人は少なくありません。
でも、本当にそうでしょうか。
今回は、凸凹村で生まれた一つのプロジェクトを通して「人はきっかけ一つで変われる」というお話をしたいと思います。
きっかけは、一人の「本気」
凸凹村では、障がいのあるメンバー同士で、障がいの課題を解決するためのプロジェクトを進めています。
その中で、村岡さん(通称:畑番長)というメンバーがいます。
毎日のように畑へ行き、無農薬野菜の魅力を伝え、畑を広めるために行動を続けています。
決して順風満帆ではありません。断られることもあります。思うように進まないこともあります。
それでも諦めずに活動を続けています。その姿を見ていた人がいました。
「自分も何か作ってみたい」
その人は、障がいのある望月さんです。実は望月さんは、農業についてほとんど知識がありませんでした。
野菜の育て方も分からない。農家さんのことも詳しくない。そんな状態でした。
でも、畑番長の姿を見て「自分にも何かできることはないかな。」そう考えたそうです。
そして思いついたのが農業について学べるホームページ「農家ノート」を作ることでした。
分からないから、調べる
もちろん最初から作れたわけではありません。
知らない言葉ばかり。専門用語もたくさん。
それでも、自分で調べる。分からなければ聞く。教えてもらう。また調べる。
その繰り返しでした。
「農業を知らない人」が少しずつ知識を積み重ねながら、一つのホームページを完成させていったのです。
大切なのは「やってみたい」という気持ち
障がいがあると、「何ができるの?」と聞かれることがあります。
でも、最初から得意だった人なんて、ほとんどいません。
大切なのは「やってみたい。」という気持ちです。
やってみたいと思ったから調べる。調べるから覚える。覚えるからできるようになる。
今回の農家ノートは、その積み重ねで完成しました。
「支援される側」だけじゃない
障がいがあると、どうしても「支援される側」と見られることがあります。
もちろん支援は大切です。でも、それだけではありません。
誰かの役に立つこともできます。情報をまとめる人。デザインを作る人。文章を書く人。動画を作る人。人を応援する人。アイデアを考える人。
畑を耕す人だけが、農業に関われるわけではありません。今回の農家ノートも、その証明の一つです。
「できること」ではなく、「やりたいこと」
凸凹村では、「あなたは何ができますか?」ではなく、「何をやってみたいですか?」を大切にしています。
やってみたいことがあれば、周りが応援する。分からないことがあれば、一緒に考える。一人では難しくても、みんなでなら前に進める。
そんな環境だからこそ、新しい挑戦が生まれています。
良い連鎖は、人から人へ
今回嬉しかったのは、ホームページが完成したことだけではありません。
一番嬉しかったのは、一人の挑戦がまた次の挑戦を生んだことです。
畑番長が動く↓望月さんが刺激を受ける。↓農家ノートが完成する。↓それを見た誰かが「自分も挑戦してみたい。」と思う。
こうして挑戦が連鎖していく。
私は、この連鎖こそが凸凹村の一番の魅力だと思っています。
障がいの有無ではなく、「人」を見てほしい
障がいがあるからできない。障がいがないからできる。
そんなふうに、人を決めつけることはできません。
障がいがあっても、学び続ける人がいます。挑戦し続ける人がいます。誰かの役に立ちたいと本気で考えている人がいます。
今回の農家ノートは、そのことを教えてくれました。大切なのは、障がいがあるかないかではなく「どんな想いを持って行動するか」なのだと思います。
おわりに
もし今、「自分には何もできない。」そう思っている人がいたら、この話を届けたいです。
最初からできる必要はありません。農業を知らなかった人が、農業のホームページを作ったように、小さな「やってみたい」が、大きな一歩になることがあります。
そして、その一歩は、きっと誰かの勇気にもなります。
凸凹村では、これからも「誰かの挑戦が、次の誰かの挑戦につながる場所」をつくっていきたいと思っています。
あなたの「やってみたい」が、誰かの未来を変えるかもしれません。
■関連プロジェクト
■望月さん作成の農家を学べる【農家ノート】
■町田作成の畑を貸したい人と借りたい人を繋げる、畑マッチングサイト【畑つながり】
障害があるからこそ見つかる「自分だけの居場所」
「ここなら自分らしくいられる」
あなたにはそんな場所がありますか?
「職場では理解されない」「友達にも本音を話せない」「家にいても孤独を感じる」
障害や発達特性がある人の多くは、一度は「自分の居場所がない」と感じたことがあるのではないでしょうか。
でも、それはあなたに価値がないからではありません。
あなたに合う場所に、まだ出会えていないだけです。
居場所とは、無理をして合わせる場所ではない
「居場所」と聞くと、学校や職場、家庭を思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、本当の居場所とは、ありのままの自分でいられる場所。
頑張って演じたり、無理に周りへ合わせたり、「普通」を目指し続ける場所ではありません。
失敗しても受け入れてもらえる。できないことがあっても否定されない。自分の考えや気持ちを安心して話せる。
そんな場所こそ、本当の居場所なのです。
なぜ障害者は居場所が見つかりにくいのか
周りに合わせようと頑張りすぎる
幼い頃から、「もっと普通に」「みんなと同じように」と言われ続ける人は少なくありません。
その結果、本当の自分を隠しながら生きることが当たり前になってしまいます。
しかし、自分を隠し続ける生活はとても疲れます。
そして、「どこにいても自分らしくいられない」と感じてしまうのです。
「普通」を目指してしまう
社会には「こうあるべき」という基準があります。
・毎日働くこと・空気を読むこと・コミュニケーションが得意であること
もちろん、それが得意な人もいます。
でも、障害や発達特性がある人はその基準が合わないことも少なくありません。それなのに「普通になろう」と努力し続けると、自信を失い、自分を責めるようになります。
本当に必要なのは、「普通になること」ではなく、自分に合った環境を見つけることです。
理解されない経験が多い
「怠けているだけ」「甘えている」「気にしすぎ」
そんな言葉をかけられた経験はありませんか?
理解されない経験が続くと「どうせ話しても無駄」と思うようになります。
すると、人との距離ができ、孤独を感じやすくなってしまいます。
居場所は作れる
「自分には居場所がない」そう思っている人へ伝えたいことがあります。
居場所は、最初から用意されているものだけではありません。自分で少しずつ作っていくこともできます。
例えば
趣味のコミュニティ
ゲーム、読書、スポーツ、音楽、写真など。
共通の趣味があるだけで、自然と会話が生まれます。
オンラインコミュニティ
今はSNSやオンラインサロン、Discordなどで全国の人とつながれます。
外出が苦手でも、自宅から安心して交流できます。
地域活動やボランティア
地域イベントやボランティアに参加すると、「役に立てた」という実感が得られることがあります。
それが自信につながり、新しい人間関係も生まれます。
当事者コミュニティ
同じ悩みを経験した人だからこそ、「分かるよ」と言ってもらえる安心感があります。
自分だけではないと思えるだけで、心が軽くなることもあります。
凸凹村も、その一つの選択肢です
私たちが運営している凸凹村も「ありのままの自分でいられる場所」を目指しています。
障害の種類も、年齢も、働き方も関係ありません。
「働いている人」もいれば、「今は休んでいる人」もいます。
誰かと比べる場所ではなく「自分らしく生きる方法」を一緒に考える場所です。
交流会では「ここなら安心して話せた」「初めて自分を否定されなかった」「また来たい」そんな声をいただくことも増えてきました。
居場所は、一人で見つけるものではありません。人とのつながりの中で、少しずつ育っていくものなのです。
まとめ
もし今「自分には居場所がない」そう感じているなら、覚えていてください。
あなたがおかしいのではありません。あなたに合わない環境で頑張り続けてきただけです。
居場所は必ずあります。そして、それは学校や職場だけではありません。
趣味でも、地域でも、オンラインでも、当事者コミュニティでもいい。あなたが「ここなら自分らしくいられる」と思える場所は、きっと見つかります。
焦らなくて大丈夫。あなたには、あなたにしかない居場所があります。
そして、その一歩として、凸凹村も選択肢の一つになれたら嬉しく思います。
自分らしくいられる居場所になるかも
話さなくてOK!顔出ししなくてOK!
気楽に参加できる、当事者限定のオンライン交流会、凸凹村交流会はこちら✨
人のやさしさに触れられるボランティアも
群馬県内で月1回~2回開催している障害当事者も参加できる募金活動です。
参加した人たちからも「社会参加できてうれしい」「障害者のために募金してくれる人がこんなにいると思わなかった」「人のあたたかさに触れて泣きそうになった」「この世もまだ捨てたもんじゃないと思えた」といった声をいただいています。
- 交流会
第10回 凸凹村交流会レポート
~「助けられる側」ではなく、「社会を変える側」へ~
本日、第10回となる凸凹村交流会をZoomで開催しました。
今回も全国から多くの方が参加してくださいました。
初参加の方、第1回から参加してくださっている方、チャットで参加された方など、それぞれが自分に合った方法で交流を楽しみました。
さまざまな障がい、さまざまな人生
今回の自己紹介では、それぞれの人生や想いを共有しました。
ADHD、ASD、双極性障害、パーキンソン病、身体障害など、障がいの種類はさまざまです。
趣味や仕事、日頃困っていること、これから挑戦したいこと…。
「障がい」という共通点だけではなく、一人ひとり違う人生を歩んでいることを改めて感じる時間になりました。
全国大会への出場が決まった方、仕事と両立しながら参加された方、新しく参加してくださった方など、多くの挑戦や前向きな話も聞くことができました。
今回最も盛り上がったテーマ
「ヘルプマーク」は本当に正しく使われているのか?
今回、参加者全員で最も活発に意見を交わしたのがヘルプマークについてでした。
最近ではSNSなどで
「ファッション感覚で身につけている」「若者同士の仲間の証として使われている」「外国人旅行者が優先してもらうためのライフハックとして紹介している」
そんな事例も話題になりました。
本来、ヘルプマークは外見からは分かりにくい障がいや病気を抱える人が、必要な配慮を受けるためのものです。
しかし、本来の意味が知られないまま広がってしまうことで、本当に助けを必要としている人が誤解される可能性があります。
「ヘルプマークだけでは伝わらない」という課題
交流会では「マークを見ても、どう助ければいいのか分からない。」という意見も出ました。
確かに、ヘルプマークは"助けが必要"ということは伝えられます。
しかし・席を譲ればいいのか・声をかけた方がいいのか・そっと見守ればいいのか
までは分かりません。
参加者からは「もっと正しい理解を広める必要がある」という声が多く上がりました。
また、この課題を解決するために、新しいアプリの開発に取り組まれている参加者のお話も共有され、今後の可能性を感じる時間となりました。
感覚過敏についても情報交換
聴覚過敏についても話題になりました。
「映画館や花火大会の音が苦手」「周囲には理解されにくい」
という当事者の声に対し、参加者からは
・ノイズキャンセリングイヤホン・音を和らげるイヤープラグ
など、実際に役立っている対策も共有されました。
一人では知らなかった情報も、交流会だからこそ知ることができます。
凸凹村は「挑戦が連鎖する場所」
交流会の最後には、凸凹村の今後の活動についてもお話しました。
群馬県で毎月行っている募金活動や、YouTubeライブ配信、有料コミュニティでのプロジェクト活動など、新しい取り組みが少しずつ広がっています。
その中でも特に皆さんにお伝えしたかったのは、「自分も地元で募金活動をやってみたい。」という凸凹村参加者の声でした。
誰かの挑戦を見て、「自分もやってみよう」と思える。それが凸凹村の一番の魅力なのです。
凸凹村が目指しているもの
凸凹村は、「障がい者同士で悩みを話す場所」ではありません。
障がいがある人同士が知恵を出し合い、課題を考え、社会をより良くするために行動するコミュニティです。
「障がい者は助けられる存在」ではなく、一人の人間として社会に貢献できる存在であることを証明したい。そんな想いで活動を続けています。
ご参加ありがとうございました!
今回もたくさんの学びと気づきが生まれた交流会となりました。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
次回も、初めての方も安心して参加できる交流会を開催します。
「話すのが苦手」「チャットだけなら参加できる」
そんな方も大歓迎です。
あなたのご参加を、心よりお待ちしています。
■稼働中プロジェクト
薬だけに頼らない頭痛・片頭痛との上手な付き合い方
「また頭が痛い…」
頭痛に悩まされている人にとって、この言葉は決して珍しいものではありません。
市販薬を飲めば一時的に楽になる。でも、しばらくするとまた頭痛が起きる。そんな経験を繰り返している人も多いのではないでしょうか。
もちろん、頭痛薬は必要な時に大切な助けになります。しかし、頭痛や片頭痛の多くは、生活習慣や体の状態が大きく関係していることも分かっています。
睡眠不足やストレス、食生活の乱れ、首や肩の緊張などが重なり、頭痛が起きやすい状態になっていることも少なくありません。
この記事では、薬だけに頼るのではなく、日常生活を見直しながら頭痛と付き合う方法についてお伝えします。
頭痛は「結果」であって原因ではない
頭痛そのものを敵にしない
頭痛が起きると、「どうやって痛みを消そう」と考えがちです。
しかし頭痛は、体からのサインである場合があります。
睡眠不足。疲労の蓄積。ストレス。栄養不足。姿勢の悪さ。
これらが積み重なった結果として頭痛が現れている可能性があります。
つまり、頭痛だけを消そうとしても、根本原因が残っていれば繰り返しやすいのです。
片頭痛には「引き金」がある
片頭痛にはトリガー(引き金)があることが知られています。
例えば、
・寝不足・寝すぎ・ストレス・気圧変化・空腹・疲労・強い光・強い匂い
などです。
人によって引き金は違います。大切なのは、自分の頭痛がどんな時に起きやすいかを知ることです。
頭痛日記をつけてみる
意外とおすすめなのが頭痛日記です。
頭痛が起きた日。睡眠時間。食事内容。天気。体調。ストレスの有無。
これを記録していくと、自分だけのパターンが見えてくることがあります。
「雨の前日に起きやすい」「朝食を抜いた日に多い」「忙しい週の終わりに出る」
こうした傾向が分かるだけでも予防しやすくなります。
睡眠を整えるだけで変わる人もいる
寝不足だけでなく寝すぎも注意
頭痛持ちの人は睡眠不足に注意と言われます。しかし実は寝すぎも片頭痛の原因になることがあります。
平日に寝不足。休日に昼まで寝る。
この生活リズムの乱れが頭痛を引き起こす場合があります。
起きる時間を固定する
頭痛改善で最もコスパが高い習慣の一つが「毎日同じ時間に起きること」です。
寝る時間よりも、まず起床時間を揃える。すると自律神経やホルモンバランスが安定しやすくなります。
朝日を浴びる
起床後に太陽の光を浴びることも重要です。
体内時計がリセットされ
・睡眠の質向上・自律神経の安定・ストレス軽減
につながります。
頭痛持ちの人ほど、朝の光を意識してみる価値があります。
食事を見直すと頭痛が減ることがある
朝食を抜かない
頭痛持ちの人に多いのが空腹による頭痛です。血糖値が下がることで片頭痛が誘発されることがあります。
忙しくてもおにぎり一個。バナナ一本。ヨーグルト。
それだけでも違います。
マグネシウム不足に注意
頭痛と関係が深い栄養素としてマグネシウムが知られています。
マグネシウムを多く含む食品には
・ナッツ類・海藻類・大豆製品・玄米
などがあります。
普段の食事で意識してみると良いかもしれません。
カフェインとの付き合い方
コーヒーで頭痛が楽になる人もいます。一方で、飲みすぎや急なカフェイン断ちで頭痛が起きる人もいます。
大切なのは「たくさん飲む」ではなく、「量を安定させる」ことです。
首・肩・姿勢を見直してみる
実は首が原因の人も多い
現代人はスマホやパソコンを見る時間が長くなっています。その結果、
・ストレートネック・肩こり・首の緊張
が起きやすくなっています。
特に緊張型頭痛は、首や肩の筋肉の硬さと深く関係しています。
軽い運動を習慣にする
頭痛があると運動したくなくなります。
しかし予防という意味では、
・散歩・ストレッチ・ラジオ体操・軽い筋トレ
などが役立つ場合があります。
特にウォーキングは、血流改善、ストレス軽減、睡眠改善を同時に期待できます。
整体や体のメンテナンスも選択肢
姿勢の崩れや筋肉の緊張が強い人の場合、整体やストレッチ、リハビリなどが役立つケースもあります。
もちろん全ての頭痛に効果があるわけではありません。しかし、「首や肩が常にガチガチ」という人は、一度体の状態を見てもらう価値はあるでしょう。
ストレスとの付き合い方も大切
頑張りすぎる人ほど頭痛になりやすい
真面目な人。責任感が強い人。人に気を使う人。
こうした人は頭痛を抱えやすい傾向があります。ストレスは片頭痛の大きな引き金の一つです。
「休む予定」を先に入れる
多くの人は、疲れたら休むという考え方です。
しかし頭痛持ちの人は、疲れる前に休むという発想も大切です。
休息はサボりではありません。頭痛予防のための行動です。
それでも病院に行った方が良い頭痛もある
薬に頼らない生活習慣改善はとても大切です。
しかし、
・突然経験したことがない激しい頭痛・ろれつが回らない・手足のしびれ・意識障害・発熱を伴う頭痛
などの場合は早めに医療機関を受診してください。
また、頭痛薬を頻繁に使っている場合は「薬物乱用頭痛」の可能性もあります。無理に我慢することも良いことではありません。
まとめ:頭痛は「体からのメッセージ」
頭痛や片頭痛は、ただの痛みではありません。睡眠。食事。姿勢。運動。ストレス。
生活習慣の乱れを教えてくれるサインであることもあります。
もちろん薬が必要な時もあります。しかし、「なぜ頭痛が起きるのか」に目を向けることで、頭痛との付き合い方は大きく変わるかもしれません。
頭痛を敵にするのではなく、体からのメッセージとして受け取る。その視点が、今より少しラクな毎日につながるかもしれません。
■稼働中プロジェクト
- 仕事
“働ける・働けない”だけで人の価値は決まらない
「働いていない自分には価値がない気がする」「社会の役に立てていない」「みんな普通に働いているのに、自分だけ…」
そんなふうに感じてしまうことはありませんか?
特に障がいがある人や生きづらさを抱えている人の中には、“働けるかどうか”を基準に、自分の価値を考えてしまう人が少なくありません。
社会にはまだ
「働いている人=立派」「働けない人=ダメ」
という空気が残っています。
でも、本当に人の価値は「働けるかどうか」だけで決まるのでしょうか。
この記事では
・「働くこと」と「人の価値」の違い・社会参加のいろいろな形・自分らしく生きる考え方
について、前向きな視点でお話ししていきます。
「働けない=価値がない」と感じてしまう理由
社会は“働ける人”を中心に作られている
私たちは子どもの頃から
「大人になったら働く」「仕事をして自立する」
という価値観の中で育つことが多いです。
そのため、働けなくなると
「自分は社会から外れてしまった」「役に立てていない」
と感じやすくなります。
特に障がいがある人は
・体調が安定しない・長時間働けない・人間関係で疲れやすい
など、一般的な働き方に合わせることが難しい場合があります。
でもそれは、“価値がない”ということではありません。
「普通にできない」が自己否定につながる
周囲を見ていると
・毎日働いている人・家庭を支えている人・バリバリ活動している人
が目に入ります。
すると
「自分は何もできていない」「みんな普通にできているのに」
と、自分を責めてしまうことがあります。
でも実際には、人それぞれ見えない苦労があります。そして、“できること”も、“限界”も、人によって違います。
「生きているだけで疲れる」人もいる
障がいや精神的不調がある人の中には
・朝起きるだけで精一杯・外出するだけで消耗する・人と話すだけで疲れる
という人もいます。
そうした状態の中で生きること自体、実はとてもエネルギーを使っています。
だからこそ「働けていない」だけで、自分を否定する必要はありません。
「社会参加」は働くことだけじゃない
社会とのつながり方は一つじゃない
社会参加というと「仕事」をイメージする人が多いかもしれません。
でも、本来の社会参加はもっと広いものです。
例えば
・誰かと話す・SNSで発信する・地域の活動に参加する・好きなことを表現する
これも立派な社会との関わりです。
人とのつながりがある。誰かに影響を与えている。
それだけでも、社会の一部として生きていると言えます。
「小さな役割」に意味がある
社会の中には“目立たない役割”もたくさんあります。
誰かの話を聞く。場の空気を和らげる。優しい言葉をかける。
そうしたことはお金にはならなくても、人を支えていることがあります。
実際、人は「役に立つ」だけではなく“存在していること”そのものに意味があります。
「今できる形」で関わればいい
体調や障がいの状態によっては、フルタイムで働くことが難しい人もいます。
でも
・短時間だけ活動する・家でできることをする・無理のない範囲で関わる
そんな形でも十分です。
社会参加は“頑張り大会”ではありません。「自分に合う形」を見つけることが大切です。
「働く」がすべてではない時代へ
多様な働き方が増えている
最近は
・在宅ワーク・短時間勤務・フリーランス・福祉的就労
など、働き方も少しずつ多様になってきています。
以前より「みんな同じ働き方をする時代」ではなくなってきています。これは、障がいがある人にとっても大きな変化です。
「できること」を活かせばいい
苦手をなくすことより、“できることを活かす”方が、長く続きやすいことがあります。
例えば
・文章を書くのが好き・人の話を聞くのが得意・細かい作業に集中できる
そんな力も、ちゃんと価値になります。全部できなくても大丈夫です。
「働く=偉い」だけでは苦しくなる
もちろん働くこと自体は素晴らしいことです。
でも「働いていない人には価値がない」という考え方になると、多くの人が苦しくなります。
病気になる人。介護をする人。子育て中の人。障がいがある人。
人はずっと同じ状態では生きられません。だからこそ、“働けるかどうか”だけで人を判断しない社会が必要なのです。
自分らしい社会参加を見つける
「できないこと」より「心地よさ」を大切に
頑張りすぎる人ほど、「もっとできるようにならなきゃ」と考えがちです。
でも、本当に大切なのは“無理なく続けられること”かもしれません。
自分に合わない場所で無理を続けるより、安心できる場所で少し関わる方が、ずっと健康的なこともあります。
誰かと比べるより「昨日の自分」
SNSや周囲を見ていると、どうしても比較してしまいます。でも、人にはそれぞれ事情があります。
大切なのは
「昨日の自分より少しラクだったか」「少し前より安心できているか」
という視点です。
他人のペースではなく、自分のペースで進めばいいのです。
あなたの存在にも意味がある
人は「何かできるから価値がある」のではありません。
うまく働けなくても。休んでいる時期があっても。人よりゆっくりでも。
その人の存在には意味があります。
あなたがいることで安心する人もいる。あなたの言葉に救われる人もいる。
価値は、数字や働き方だけでは測れません。
まとめ:“自分らしい生き方”でいい
社会にはまだ「働いている人が偉い」という空気があります。
でも、本当の意味で大切なのは“その人が無理なく、自分らしく生きられているか”ではないでしょうか。
働ける日もあれば、働けない日もある。たくさん活動できる時期もあれば、休む時期もある。
それでも、人の価値は変わりません。
社会参加の形は、一つじゃない。
あなたなりの関わり方。あなたなりのペース。あなたなりの生き方。
それで十分です。
“働ける・働けない”だけでは測れない価値が、あなたにもちゃんとあります。
- 募金プロジェクト
【活動報告】第41回 募金プロジェクト
高崎駅西口にて募金活動を行いました!
多くの人との出会いと、新しい挑戦の一日
本日、高崎駅西口にて募金活動を実施しました。
今回の参加メンバーは、凸凹村スタッフ2名そして、ボランティアの皆さん5名にご参加いただきました。
ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
当日は土曜日ということもあり、高崎駅周辺には多くの人が行き交っていました。
さらに、比較的過ごしやすい気候だったこともあり、たくさんの方にパンフレットをお渡しすることができました。
募金活動では募金そのものはもちろんですが、まずは活動を知っていただくことも大切な目的のひとつです。
足を止めて話を聞いてくださる方。パンフレットを受け取ってくださる方。頑張ってくださいと声をかけてくださる方。
さまざまな形で関心を寄せていただけたことを嬉しく感じました。
今回の活動を通じて改めて感じたのは、場所によって人の流れや反応が大きく異なるということです。一方で、募金活動は単純に人通りの多さだけで結果が決まるものではなく、その場の雰囲気やタイミング、活動内容への関心など、さまざまな要素が重なっていることも実感しました。
だからこそ、一人ひとりとの出会いがより貴重に感じられます。
また今回は、新しい試みとしてライブ配信も行いました!
画面越しに活動を知っていただいたり、コメントをいただいたりと、現地だけでなくオンラインでも交流が生まれたことは大きな収穫です。
募金活動というと、その場にいる人だけのものと思われがちですが、こうした配信を通じて遠方の方にも活動を届けられる可能性を感じました。
現地で応援してくださった皆さま。ライブ配信を見てくださった皆さま。そして活動を支えてくださったボランティアの皆さま。
たくさんの方々のおかげで、今回も無事に活動を終えることができました。募金活動は、一日で大きく何かが変わるものではないかもしれません。
それでも、一人に知ってもらうこと。一人に興味を持ってもらうこと。その積み重ねが未来につながっていくのだと思います。
これからも地道に活動を続けながら、多くの方に想いを届けていきたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いいたします!
- 募金プロジェクト
【活動報告】第40回 募金プロジェクト
スマーク伊勢崎にて募金活動を行いました!
5月27日(水)スマーク伊勢崎にて募金活動を行いました。
ボランティアの皆さんが午前2名、午後3名参加してくださいました。
本当にありがとうございました!
平日ということもあり、全体的にお客さんの出入りは少なめ。
特に午後は、暑さの影響もあったのか人通りがかなり落ち着いていました。
そのため、正直なところ「今日はなかなか厳しいかな…」と感じる時間帯もありました。
ですが、そんな中でもとても心に残る出来事がたくさんありました。
「応援しています」「活動が広がってほしい」
そんなお声がけをいただきとても励まされました。
また、車いすを利用されている方から「頑張ってください」と声をかけていただく場面もありました。
募金活動をしていると「支援する側・される側」ではなく“みんなで支え合っている”という感覚になることがあります。
暑さや人の少なさで大変な部分もありましたが、だからこそ、一つひとつの言葉や募金の重みを感じる、濃い1日になりました。
改めて、ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
これからも、一人でも多くの方に活動を知っていただけるよう、地道に続けていきたいと思います。
募金プロジェクト・参加方法はこちら!
凸凹村 みんなで募金プロジェクトページ
- 交流会
第9回 凸凹村交流会レポート
「伝え方」と「受け取り方」をみんなで考えた時間
今回の凸凹村交流会は、いつもの雑談中心の交流会とは少し違う時間になりました。
最近の出来事をきっかけに、「どうすれば、もっと安心して参加できる場所になるのか」を、みんなで一緒に考える交流会となりました。
「正しさ」よりも「安心できる場所」を目指したい
凸凹村には発達障害、精神障害、身体障害など、さまざまな背景を持つ方が参加しています。
特性も、考え方も、感じ方も、本当に人それぞれです。
だからこそ、「自分にとって普通」が相手にとっては苦しかったり、逆に「悪気なく言った言葉」が誰かを傷つけてしまうこともあります。
今回の交流会ではそういった“すれ違い”について、参加者みんなで話し合いました。
その中で改めて感じたのは、「相手を変えようとする」のではなく、まずは“自分の伝え方”や“受け取り方”を少し工夫してみることの大切さでした。
「こうあるべき」ではなく「私はこう感じた」
今回の交流会では凸凹村のガイドラインについても共有しました。
特に大切にしたいと話したのは
命令口調になりすぎない
否定から入らない
相手を決めつけない
“主語を自分”にする
ということです。
例えば、
「それは間違ってる」ではなく
「私はこう感じました」
という伝え方に変えるだけでも相手の受け取りやすさは大きく変わります。
また、「受け取る側も柔軟に考えることが大事」という意見もありました。
文章だけではどうしても冷たく見えてしまったり、強く感じてしまうことがあります。
だからこそ
「この人は攻撃したいわけじゃないのかもしれない」
と、受け取る側が一度立ち止まって考えることも、安心できる空気づくりにつながるのだと思います。
参加者それぞれの話がとても印象的でした
交流会では自己紹介の時間もありました。
長年アーチェリーを続け、全国大会にも参加されている方。
統合失調症を抱えながら、スポーツ観戦を楽しんでいる方。
車椅子生活の中で、車椅子ユーザー向けアプリを開発しているエンジニアの方。
ADHDの特性と向き合いながら、日々工夫して生活している方。
それぞれが「できないこと」だけではなく、「好きなこと」や「挑戦していること」を話してくださったのがとても印象的でした。
障害の話だけではなく「こんなことが好き」「こんな活動をしている」という話が自然に出てくる時間は、凸凹村らしい空気だなと改めて感じました。
“困った時に相談できる場所”でありたい
今回の交流会では「トラブルが起きた時は、公開の場でぶつかり合うのではなく、まず運営に相談してほしい」という話も共有しました。
SNSではどうしても感情的になってしまうことがあります。
ですが、公開の場で言い合いになると、当事者だけではなく、周りの人まで苦しくなってしまうことがあります。
だからこそ、困った時には運営に相談しながら、できるだけ安心して解決できる形を目指したいと思っています。
もちろん完璧なコミュニティはありません。
それでも「失敗しても話し合える」「お互いに少しずつ学んでいける」そんな場所にできると思っています。
最後に
今回の交流会は単なる「ルール説明会」ではありません。
参加者みんなで
どうすれば安心できるか
どうすれば伝わりやすいか
どうすれば優しい空気になるか
を、一緒に考えられた時間だったと思います。
障害や特性があると、人間関係で傷ついた経験を持つ方も少なくありません。
だからこそ凸凹村は「正しさを競う場所」ではなく、“安心して関われる場所”を目指していきたいと思っています。
参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
そして、参加できなかった皆さんにも今回の交流会の雰囲気や想いが少しでも伝わっていたら嬉しいです。
凸凹村交流会の開催についてはこちらのアカウントで随時情報を発信しています。
凸凹村公式Facebook運営サポート町田のFacebook
「人に頼るのが苦手…」を少しラクにする考え方
「迷惑をかけたくない」「自分でなんとかしなきゃ」「頼ったら甘えだと思われそう」
そんなふうに感じて、人に頼ることが苦手になっていませんか?
障がいがある人の中には、幼い頃から
「頑張らないといけない」「普通にできないとダメ」
と思いながら生きてきた人も少なくありません。
その結果、“助けを求めること”に強い苦手意識を持つことがあります。
でも、本来人は一人だけで生きるようにはできていません。
この記事では
・なぜ人に頼るのが苦手になるのか・支援を受けることへの罪悪感・少しラクに生きるための考え方
について、前向きな視点でお話ししていきます。
「人に頼れない人」は優しい人が多い
「迷惑をかけたくない」が強すぎる
人に頼るのが苦手な人は、実は「人を大切にしたい気持ち」が強いことがあります。
例えば
・相手の負担を考えすぎる・断られるのが怖い・申し訳なさを感じる
こうした気持ちが強いと「自分で頑張ろう」と無理をしてしまいます。
特に障がいがある人は
「これ以上迷惑をかけたくない」「ちゃんとしなきゃ」
という思いを抱えやすく、限界まで頑張ってしまうことがあります。
「助けてもらう側」に慣れていない
意外かもしれませんが、人に頼れない人ほど“助ける側”になりやすい傾向があります。
周囲を気にしたり、空気を読んだり、無理して合わせたり。
そのため、「助けてもらう感覚」が分からなくなっていることがあります。
でも、人間関係は本来、一方通行ではありません。
助けることもあれば、助けられることもある。それが自然な関係です。
「頑張り続けるクセ」がついている
障がいがある人の中には、
「普通に見られたい」「ちゃんとしていると思われたい」
という気持ちから無理を重ねてきた人もいます。
学校、仕事、人間関係。
周囲に合わせようとしてずっと頑張ってきた。
だからこそ、「助けて」と言うことに強い抵抗を感じてしまうのです。
支援を受けるのは悪いことじゃない
人はそもそも支え合って生きている
実は“誰にも頼らずに生きている人”なんてほとんどいません。
・誰かが作ったものを使う・誰かに教えてもらう・誰かに助けてもらう
そんなことの積み重ねで社会は成り立っています。
つまり「支援を受ける」のは特別なことではなく、人間として自然なことです。
「支援=弱い人」ではない
支援という言葉に対して
「できない人が受けるもの」「弱い人のもの」
というイメージを持ってしまう人もいます。
でも実際は“自分に必要なサポートを知っている”ということでもあります。
例えば
・メガネをかける・杖を使う・スマホの地図を見る
これも全部“生きやすくするための支援”です。
障がい福祉の支援も本質的には同じです。
「一人で頑張る」が正解ではない
日本では特に
「自立=一人で全部できること」
のように考えられやすい部分があります。
でも本当の自立は“必要な助けを使いながら生活できること”とも言えます。
全部を一人で抱えることではありません。
むしろ、無理を続けて壊れてしまう方が苦しくなることもあります。
「頼る」が少しラクになる考え方
小さく頼る練習をしてみる
いきなり大きく頼ろうとするとハードルが高く感じます。
そんなときは
・ちょっと相談する・分からないことを聞く・少しだけお願いする
くらいから始めても大丈夫です。
「頼る」は、慣れていないと難しいものです。
だからこそ“練習”していく感覚でもいいのです。
「迷惑」ではなく「役割」かもしれない
頼ることに罪悪感がある人は
「相手に悪い」「迷惑をかけている」
と思いやすいです。
でも、支援職や周囲の人は“助けたい”と思っている場合もあります。
人は誰かの役に立てると嬉しいこともあります。
つまり、頼ることは「迷惑」ではなく、相手の役割や関係性を生むことでもあるのです。
「できない自分」を否定しなくていい
人に頼れない人ほど「できない自分」を責めやすい傾向があります。
でも、人にはそれぞれ得意不得意があります。
歩くのが苦手な人。整理整頓が苦手な人。人付き合いで疲れやすい人。
それは“ダメ”ではなく、「特性」や「個性」の一部です。
全部を完璧にできなくても大丈夫です。
支援があるから挑戦できることもある
支援は「可能性を減らすもの」じゃない
時々
「支援を受けたら甘えてしまう」「頼ったら成長できない」
と感じる人がいます。
でも実際には逆で、支援があるからこそ挑戦できることもあります。
安心できる場所。相談できる人。無理しなくていい環境。
そうした土台があることで、人は少しずつ前に進めることがあります。
一人では見えなかった景色がある
人に頼ることは負けではありません。
むしろ
・新しい考え方を知る・助け合いを経験する・安心感を持てる
そんなきっかけになることがあります。
「一人で頑張る人生」から、「支え合いながら進む人生」に変わるだけで、見える景色が変わることもあります。
「頼れる」は生きる力でもある
本当に苦しくなったとき、
「助けて」と言えること。
これは、とても大切な力です。
頼ることは弱さではありません。
むしろ、“生き延びる力”でもあります。
まとめ:「頼る」は悪いことじゃない
人に頼るのが苦手な人は、真面目で優しい人が多いです。
だからこそ
「迷惑をかけたくない」「頑張らなきゃ」
と思いすぎてしまいます。
でも、人は本来、一人だけで生きるようにはできていません。
支援を受けること。誰かに頼ること。助けてもらうこと。
それは、甘えではなく“自然なこと”です。
全部を一人で抱えなくていい。
少しだけ頼れるようになると、生きることは今より少しラクになります。
あなたが誰かを助ける日もあれば、誰かに助けてもらう日もある。
それでいいのだと思います。
- ASD
- ADHD
- 発達障がい
ADHD・ASD・白黒思考「人間関係むずかしい!」
「また話しすぎちゃった…」「空気読めてなかったかも…」「0か100で考えて苦しくなる…」
人間関係のあと、一人反省会をしてしまう。そんな経験、ありませんか?
ADHDやASDの特性がある人の中には、人とのコミュニケーションで悩みやすい人が少なくありません。
でも実は、その特性は「困りごと」だけではなく、見方を変えると“魅力”や“強み”にもなります。
この記事では
・ADHDの「話しすぎちゃう問題」・ASDの「言葉をそのまま受け取っちゃう問題」・白黒思考になりがちな苦しさ
について、前向きな視点も交えながら人間関係をラクにするヒントをお伝えします。
ADHDの「話しすぎちゃう問題」
話しすぎるのは「熱量」があるから
ADHDの人は興味があることや楽しい話題になると、つい勢いよく話してしまうことがあります。
気づいたら「自分ばっかり話してた…」「またテンション上がりすぎた…」と後から落ち込むこともあります。
でもそれは裏を返せば、感情表現が豊かでエネルギーを持って人と関われるということでもあります。
実際
・一緒にいると楽しい・話していて元気が出る・場が明るくなる
と言われるADHD当事者も少なくありません。
「全部抑える」より「調整する」
大切なのは、「話しすぎない完璧な人」を目指すことではありません。
少しだけ「今ちょっと長いかも?」「相手にも聞いてみよう」と意識できるだけで、人間関係はかなりラクになります。
例えば
・一呼吸置いてみる・“続き話していい?”と聞く・相手の反応を見る
こうした小さな工夫だけでも十分です。
あなたの「楽しそう」は魅力になる
人は楽しそうに話す人に惹かれることがあります。
ADHD特性のある人の
・テンションの高さ・好きなことへの熱量・感情表現の豊かさ
は、場の空気を明るくする力にもなります。
「話しすぎる=悪いこと」だけではありません。
大切なのは、自分の特性を少し理解しながら無理なく使っていくことです。
ASDの「空気読めない問題」
言葉を真っ直ぐ受け取る
ASD傾向がある人は、言葉をそのまま受け取ることがあります。
例えば
「また今度ね」→ 本当に今度会うと思う
「別に怒ってない」→ 怒っていないと信じる
こうしたすれ違いで人間関係に疲れてしまうことがあります。
でもこれは、裏を返せば「真面目で誠実」ということでもあります。
「察する文化」が難しいだけ
日本は特に“空気を読む”ことを求められやすい社会です。
でも
・言わなくても分かって・なんとなく察して
という文化は、実はかなり難易度が高いコミュニケーションです。
ASDの人は、それが少し苦手なだけで人を大切にしていないわけではありません。
むしろルールや約束を守ったり、嘘が就けないという強みを持っている人も多いです。
「分からない」は聞いていい
空気が分からないとき、無理に合わせようとすると疲れてしまいます。
そんなときは
「どういう意味?」「これは本気?冗談?」
と確認しても大丈夫です。
全部を察しようとしなくていい。
分からないことを聞けるのも、大切なコミュニケーションです。
白黒思考になりがちな問題
真剣な人ほど極端になりやすい
白黒思考とは、
・成功か失敗か・良いか悪いか・100点か0点か
のように考えてしまう状態です。
特に発達障害やメンタル不調がある人は、この思考になりやすいことがあります。
でもこれは、「適当にしたくない」という真剣さの裏返しでもあります。そんな思いが強いからこそ、極端になってしまうのです。
「70点でもOK」を覚える
白黒思考の人は、「完璧じゃないとダメ」と思いやすい傾向があります。
でも、人間関係はテストではありません。
少し失敗してもいい。気まずくなっても修復できる。
そう思えるだけでかなりラクになります。
「今日は70点でOK」
この感覚を持てると、心が少し軽くなります。
グレーを許せると生きやすくなる
世の中は白か黒だけではありません。
好きだけど疲れる人。優しいけど合わない人。
そんな“グレー”がたくさんあります。
最初は難しくても
「どっちでもいいこともある」「完璧じゃなくても大丈夫」
と少しずつ思えるようになると、人間関係のしんどさは減っていきます。
人間関係は「相性」も大きい
全員に好かれなくていい
発達特性があると「普通にできない自分が悪い」と思いやすくなります。
でも実際は相性の問題もかなり大きいです。
あなたの話し方を「疲れる」と感じる人もいれば、「面白い!」と感じる人もいます。
つまり、人間関係は能力だけではなく“組み合わせ”でもあるのです。
無理をしすぎない関係が大切
人間関係で疲れやすい人ほど「ちゃんとしなきゃ」と頑張りすぎてしまいます。
でも、本当に大切なのは“無理なく続けられること”です。
少し変わっていてもいい。空気を読みきれなくてもいい。
その代わり、「素直さ」「誠実さ」「優しさ」を大切にしていけば、ちゃんと合う人はいます。
まとめ:特性は「その人らしさ」でもある
ADHDの話しすぎ。ASDの真っ直ぐさ。白黒思考。
どれも、人間関係で悩みにつながることがあります。
でもその一方で
・熱量がある・誠実・真剣・感受性が強い
という魅力にもつながっています。
大切なのは「特性を消すこと」ではなく、“自分の扱い方を知ること”。
少しずつ調整しながら、無理しすぎない人間関係を作っていけば大丈夫です。
あなたの特性は、欠点だけではありません。それはちゃんと、「あなたらしさ」でもあります。
- 交流会
凸凹村交流会レポート
“参加しやすさ”を考えた1日
今回も凸凹村交流会を開催しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
今回の交流会では、ある参加者の方から「別のFacebookグループでの交流会運営に関する悩み」が共有されました。「参加したい気持ちはあるのに、現実的な事情で参加できない人がいる」時間の制約や家庭の事情、環境面の問題など、決して“やる気の問題ではない”というリアルな声。
それに対して、参加メンバーの皆さんからは
「聞くだけ参加でもいいのでは?」
「声だけの参加でもOKにしたらどうか」
「できる範囲から関われる形が大事」
といった、実践的で温かい意見が多く出ました。
一つの正解を出すというよりも、“参加のハードルをどう下げるか”をみんなで考える時間になったのが、とても印象的でした。
メンタルに関する話題
気分の波との付き合い方
人間関係での衝突への対処
生活リズムの崩れとの向き合い方
など、それぞれの実体験に基づいた話も共有され、
「一度その場から離れる(タイムアウト)」
「自分の状態を客観的に捉える工夫」
といった、日常の中で使えるヒントも多く出てきました。
今回の交流会を通して
改めて感じたのは、“安心して話せる場”があることの価値です。
そして同時に、「初めて参加する方でも入りやすい設計」がとても大切だという気づきもありました。
そのため、次回以降の交流会では
難しい議題はあえて設けず
自己紹介の時間をしっかり取り
お互いを知ることを大切にしたフリートーク中心
という形にしていきたいと考えています。
初めての方でも無理なく参加できて、「また来たい」と思ってもらえる場を目指していきます!
凸凹村交流会について
凸凹村の交流会は話すのが得意でなくても大丈夫です。
聞くだけでもOK!顔出しの必要もなし!途中参加、途中退室もOK!
それぞれのペースで関われる場として、これからも続けていきます。
そしてもちろん、来月も開催予定です!日時は【5月23日(土)14時】からご興味のある方は、ぜひ気軽にご参加ください。
皆さまとお話しできるのを楽しみにしています。
参加はこちらの投稿にコメント👍
第9回 凸凹村交流会