障がい福祉施設の費用と選ぶポイント

就労継続支援A型

就労継続支援A型は、病気や障害などで体力的に不安を感じる人が事業所と雇用契約を結んで働く、福祉サービスの一つです。


健康や障害によって一般企業よりも欠勤や早退遅刻、症状に対する配慮など、スタッフ側も意識して利用者の状況を考えながらフォローが受けられるので安心です。 各都道府県の最低賃金以上の給与(2018年度の時給846円、月給7万6,887円)が保障され、本人の健康状態や障害に合わせてある程度のサポートを受けながら働けるメリットがあります。 一般企業で働く場合と違い福祉サービスの一環で働くため、利用料金を負担する必要がありますが、受給者証で自己負担上限額が決められているので、大きな負担はかかりません。


就労継続支援A型を利用するには、市区町村の障害福祉窓口で「障害福祉サービス利用受給者証」を発行してもらわなければなりません。受給者証には、通所できる回数/月と、自己負担の月額上限額が記載されます。

就労継続支援A型の費用

1カ月の自己負担額の上限は、生活保護受給世帯と市町村税非課税世帯の負担額は0円、年収が約600万円以下の世帯は9,300円、それ以外の世帯は3万7,200円となっています。 本人や家族の生活状況と世帯収入によって、通所回数や負担上限額はそれぞれ異なります。

利用料金は実際にかかった費用の1割を負担します。もし利用料金が1回5,000円だった場合の自己負担額は500円となります。ただし、自己負担額の上限が0円の人は利用料金がかかりません。

就労継続支援A型を選ぶポイント

働く事業所を選ぶ際のポイントは、自分に合った所を選ぶことです。自分のしてみたい仕事かどうか、自分の適性に合っているか、一緒に働く仲間やスタッフなどの雰囲気がいいかなどを必ず自分の目で確かめましょう。 そして、今後、本格的な就職をしてからも働きやすいようなアドバイスやサポートを行ってくれる事業所を選ぶほうがいいでしょう。


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